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伏見・宇治の散策
平成27年(2015)2月28日 晴れ

 伏見稲荷から京阪電車の龍谷大学深草駅から伏見桃山駅まで行く。改札を出た前は大手筋通りで東西に走っている。西はアーケードの付いた商店街で、400メートルほどの長さがある。しばらく行くと濠川が流れている。
駅から始まるアーケイド アーケイド終わり 濠川


 濠川を渡った脇に[坂本龍馬 避難の材木小屋跡]の碑が建っている。坂本龍馬が寺田屋で襲撃された時に逃げ込んだ小屋と載っている。更に150メートル先の右手に松本酒造がある。敷地の先が新高瀬川が流れ、土手から見える倉等が見事である。
濠川脇の小屋跡 新高瀬川 松本酒造 土手から


 手前のレンガ造りの建屋と黒壁の建屋があり、時代劇で黒壁の建屋をバックにしたものを観た記憶がある。少し戻って竹田街道の交差点を右折し南に向かう。堀に架かる京橋の手前に、幕末の鳥羽伏見の戦い時の[伏見の戦い激戦地跡]碑が建っている。
松本酒造 土手から 松本酒造 土手から 伏見の戦い激戦地碑


 橋手前を左折し堀沿いに行くと、幕末志に登場する旅籠[寺田屋]がある。寺田屋は屋内の見学が出来、銃弾痕などが残っている。
寺田屋 寺田屋室内の一部 鳥羽伏見の戦い時


 また一階には風呂場がある。風呂桶も残されており、坂本龍馬が襲撃された時に、お龍さんが飛び出して龍馬に知らせたと言われている。寺田屋から東に向かって直ぐに龍馬通りが現れる。車両1台分程の幅しかないが、商店街になっており人が多い。龍馬通りを50メートル行き、右折すると古い建屋が目立つ。
寺田屋 風呂場 龍馬通り 時代を感じる建屋


 左手に黄桜酒造カッパカントリーがあり、土産販売・軽食などを扱い観光客で賑わっている。黄桜と言う桜があったらしい。黄桜を出て先を右折すれば、集合住宅脇に伏見土佐藩邸跡がある。
黄桜酒造カッパカントリー カントリー内 伏見土佐藩邸跡


 藩邸跡の南に行くと月桂冠旧本社前を通り、その先に月桂冠大倉記念館がある。館内には水場・仕込桶など古い酒造関連品が展示されている。黄桜酒造同様に月桂冠の販売もしている。
月桂冠大倉記念館入口 記念館内部 水場 記念館内部 仕込桶


 記念館を更に南下すると弁天橋に出る。宇治川と濠川を結ぶ堀には、弁天浜・大倉浜、やや離れて米が降ろされ、酒が積まれた伏見南浜港、三十石舟・大名の乗船場・伏見十石舟の発着場がある。観光シーズンではないのか、堀の水かさが少なく舟は通れない。弁天橋の右手には橋名の由来の弁財天を祀る長建寺があり、脇道を進み中書島駅に行く。京阪宇治線に乗り宇治駅に向かう。
月桂冠記念館の裏 伏見十石舟 長建寺山門


 京阪宇治線宇治駅を出て宇治橋に向かう。宇治橋たもとには、平安時代後期1160年創業の通圓があり、甘味処になっておりしばらく休憩をする。
京阪宇治駅 通圓 宇治橋 東詰


 宇治橋を渡り左折する。大きな鳥居が建っており、縣神社[あがた]の参道が続く。鳥居の手前を左に入れば表参道(平等院の?)で有名処の茶舗が軒を連ねている。
宇治橋 西詰から 懸神社鳥居と参道 茶の店


 平等院表門手前で拝観料を払い中に入り、まず鳳凰堂の拝観をと行くと、一度に数十人ずつの拝観のため2時間近くの待ち時間がある。時間調整で池の周囲、平等院ミュージアムなどを拝観する。鳳凰堂の正面は東になり、西に向かって観ることになる。写真ではやや暗くなるので、朝日が当たる時間帯が良いらしい。ミュージアムには昨年10月に修復が終わった鳳凰堂の屋根に上がっていた鳳凰などを展示している。時間になり鳳凰堂内へ。
平等院表門 鳳凰堂を東から 正面拡大

やや南から 鐘楼 左後ろから

平等院南門


 拝観を終え宇治川の土手に出る。中州に架かる喜撰橋、朝霧橋を通り対岸に渡る。右には福壽園の宇治工場がある。ほぼ正面に宇治神社鳥居が建っている。
喜撰橋と十三重石塔 河川工事中 福壽園 宇治工房


 正面に宇治神社鳥居が建っている。鳥居を潜り参道へ。拝殿(桐原殿)、裏に鳥居、奥に本殿がある。境内を左に出ると[さわらび道]で、右折すれば2分で宇治上神社へ着く。
宇治神社鳥居 宇治神社 拝殿 宇治神社 本殿


 拝殿右に桐原水と呼ばれる水舎があり、[宇治七名水で唯一残る湧水]と案内がある。拝殿の後ろ一段高く本殿が建っている。拝観を終え京阪宇治駅に戻る。
宇治上神社鳥居 宇治上神社 拝殿 宇治上神社 本殿

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