赤城神社・宿阿内城跡・力丸古城跡 の散策
令和7年(2025)6月19日 晴れ 参考地形図 大胡
1.赤城神社 前橋市二之宮町
正式には二之宮赤城神社。境内の西に広い公民館に駐車すれば、土塁と堀跡が見える。道路は掘りを埋めて造成してる。これだけ立派な堀跡があり、城館として情報がないのが不思議でもある。境内は広く北半分は林になり、南半分に諸建物が建っている。南の鳥居からの参道脇に堀跡を思わせる水路がある。
  
門前の赤い神代橋で水路は東に続いている。境内東口にも見た目で堀と分かる凹みが見えるが、全体的に堀(水路)は藪化している。本殿西側には土塁・内堀がよく残っており、背後(北)にも堀・土塁が確認出来る。
  
本殿西の内堀 |
本殿西の土塁と内堀 |
本殿背後の土塁と堀 |
  
2.宿阿内城跡/力丸古城跡 前橋市亀里町/同力丸町
宿阿内城は文明年間(1469〜1487)に三輪氏により築かれたと載る。本丸跡と言われる畑に、「力丸、宿阿内 城の跡」と案内がある。下川淵カルタと書かれいるが、上毛カルタは知っていたが初見であった。案内の南に藤大明神が祀られている。境内東に接する民家裏(北)に土塁を思わせる高まりがあるのみだった。
  
力丸古城跡は貞治6年(1367)に力丸氏により築かれたようだ。城を感じさせる遺構はないようだが、町の会議所裏に石製城址碑が置かれている。碑だけを見れば、なにやらすごい城址を思わせる。会議所が建つこの辺りが主郭だったのか。会議所の北と東に水路が巡り、綺麗な水が流れている。堀の名残だろうか。
自治会館後ろの碑 |
自治会館後ろ(北)の水路 |
自治会館東の水路 |
  
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